KAPO LAB VOL.1


[ kapo lab vol.1 ]
来る11月12日、ギャラリーkapoでの音響工房イベントの第一回目を敢行。毎回あり得ない組み合わせで開催予定。まずは長野ハードコア〜エレクトロニカ〜ヒップホップ・シーンを経ての突然変異的初恋系サウンドへと変貌したトラックメーカーの「v.o.c」が金沢初ライブ。そして普段とは異なったエレクトロニクス中心のデュオで挑む金沢即興音楽界孤高の重鎮「島田英明」氏とアスナによる共演。さらにヒップホップマナーにのっとった感覚ながらベイリーに代表されるギターによる即物的即興演奏を行うという異能ギタリストの「INUKAI II」鯖江から。加えて金沢でのテクノ〜ハウスDJでありソロではDSなどを使用したロービットでファニーな音色を聴かせる「タナカ・スキャットオープニングアクトには何が飛び出すかわからないコンテンポラリー・ダンス&アート・ユニットの「いまるまる」が出演。

V.O.C ヴイ・オー・シー
+ HIDEAKI SHIMADA + ASUNA 島田英明 + アスナ duo
INUKAI II 犬飼・ツー
TANAKA SCAT タナカ・スキャット
100 いまるまる

kapo lab vol.1

■日時: 2011年11月12日(土曜日) --- 18:30開場 / 19:00開演

■場所: 石川県金沢市 Kapo (金沢市小将町1-11 山越サンアートビル内 2Fギャラリー・スペース)

■出演:
v.o.c (Thousand Tune, Aotoao)
島田英明 + ASUNA duo (Editions Omega Point, Pico, Senufo editions, Students of decay, Music related, Headz, Spekk, Lucky kitchen, Aotoao)
INUKAI II (Hakugan, Commune Disc, Aotoao)
tanaka scat (Hint Oyaji)
いまるまる (100)

■値段: 1,500円 / 学生 1,000円 -学生証など証明となるものを持参ください-

■チケット予約: (windowofacloudyday@gmail.com) このメールアドレスから予約を受け付けております。もちろん予約無しで当日にご来場という方でも大丈夫です。




出演者 プロフィール

■「v.o.c (ヴイ・オー・シー)」
:長野県在住のアーティスト/プロデューサー。90年代よりヒップホップ、テクノからの影響を受けトラック制作を始める。また、バンド活動(synchro9、暮シノ手錠)も行いベースをプレイしていた。現在はソロで活動している。楽曲はヒップホップ、テクノのプロダクションを通過した、シーケンサーをベースにしたインストゥルメンタル、電子音であるが、とくにジャンルを特定したものではなくメロディアスでキャッチーであることを信条としており、胸きゅんで甘酢なサウンドには定評がある。音源はaotoaoより『casiotone compilation 3』ならびに『umu remix』にpotoratchのremixで参加している。
"Casiotone Compilation 3"   "UMU remix"




■「島田 英明 (Hideaki Shimada)」 (myspace)
:1980年代よりヴァイオリンの即興演奏を開始する。85年、電子変調されたヴァイオリンのテープ音楽プロジェクト「アジャンスマン」を開始。2000年から2003年まで、Lethe-Voice Festival(名古屋)で、桑山清晴、水谷聖らと協同演奏。2009年、金沢21世紀美術館開館5周年記念展「愛についての100の物語」に出演。近年は即興演奏のライブも試み、リング変調されたヴァイオリンでも演奏している。これまでにリリースされたCDは「Viosphere」(1991)、「Boxe Consonantique」(2001)など。aotoaoレーベルからの"casiotone compilation 3"に1982年当時に録音された楽曲が収録。
"Boxe Consonantique"   "Early Works 1983-1986" (AGENCEMENT)




■「ASUNA (アスナ)」 (Senufo Editions) (Students of Decay) (Music Related) (HEADZ) (Spekk) (Power Shovel Audio) (Lucky Kitchen)
:イタリア、アメリカ、スペイン、日本のレーベルからCDやレコードを発表。
"flowers"   "THIS"




■「INUKAI II (犬飼・ツー)」 (kirimonokoso)
:"きらきら"と"ビート"で構成される都会的な音をギター1本、エフェクター無しという、手仕事で表現する、これが新ジャンル"アーバン・クラフト"。15〜20分、気長に待ち、アクを取りながら音の層を重ねる。透き通ってきたら火から離し、冷ましておく。鮮度のよいヒップホップをビートごとに分け、ダマにならないよう少しずつ入れて混ぜていく。皿に盛り、好みで塩をふって出来上がり。
V.A. "version_guitar" (kirimonokosolo)




■「tanaka scat (タナカ・スキャット)」 (myspace)
:tanaka scatは石川県金沢市在住のソロユニット。2009年suzukiskiのレーベル、hint oyajiよりコンピレーションCD『hint oyaji DS』にてデビュー。 同収録アーティストは、portral aka inner sciencerei harakamisuzukiskiという錚々たる一筋縄ではいかないメンツ。秋には収録アーティストと共に東京にて自身の初ライブを行う。また、このCDに収録された"city liner"が鈴木章浩監督の映画『ルナの子供』の挿入曲として採用され話題に。同参加アーティストはkasiwa daisuke、suzukiskiinner science、le mépris。2011年4曲入のファーストCD『pebble』をリリース。一部のリスナーから好評を得る。このtanaka scat名義での活動は、それまでに培ったDJ経験を活かしながら日々楽曲づくりに奮闘中。
"pebble"




■「いまるまる (100)」 (blog)
:2010年8月にスタートした、石川県から発信するパフォーマンスアートを広める活動をしている松田百世となかむらくるみを中心としたアーティスト集団。だんす、音楽、写真、絵などなど、アートでおもしろいことしようっていうのがいまるまるです。